海に住む少女 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
■海に浮かぶ不思議な町の少女……透きとおっていく、遥かな物語集
「フランス版・宮沢賢治」ともいえる、幻想的な詩人・小説家の、短編ベスト・コレクション。悲しみでも苦しみでもない、切ない気持ちで胸がいっぱいになり、涙がこぼれそうになる。(訳者)
内容(「BOOK」データベースより)
「海に住む少女」の大海原に浮かんでは消える町。「飼葉桶を囲む牛とロバ」では、イエス誕生に立ち合った牛の、美しい自己犠牲が語られる。不条理な世界のなかで必死に生きるものたちが生み出した、ユニークな短編の数々。時代が変わり、国が違っても、ひとの寂しさは変わらない。
アモス・ダラゴン〈1〉仮面を持つ者 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
“光”と“闇”とは争うとき、伝説の仮面がよみがえる…。オメイン王国に住む12歳の少年、アモスは人魚の女王クルヴァンニアに導かれ、動物人間(オマニマル)のベオルフと旅立った。仮面の魔法をあやつり、“世界の平衡”を取り戻すために。世界16カ国で発売!!!大人気の冒険ファンタジー。
内容(「BOOK」データベースより)
“光”と“闇”とが争うとき、伝説の仮面がよみがえる…。オメイン王国に住む12歳の少年、アモスは人魚の女王クリヴァンニアに導かれ、動物人間のベオルフと旅立った。仮面の魔法をあやつり、“世界の平衡”を取り戻すために。世界16か国で発売!!!大人気の冒険ファンタジー。
抄訳版 失われた時を求めて〈2〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
第三篇『ゲルマンとの方』、第四篇『ソドムとゴモラ』より。マルハナバチに言い寄る蘭の花のように、ソドムの男たちは姿を現す。物語全体の流れがストレートにわかり、各断章の小説的味わいも堪能できる。
内容(「BOOK」データベースより)
語り手の一家はパリのゲルマント公爵邸の一角に引っ越し、それがきっかけとなって上流貴族の世界が開かれる。社交界の人々の生態と心理が皮肉に描かれ、貴族のなかの貴族、シャルリュス男爵を取り巻く同性愛の世界が徐々に姿を現す。そんな折、語り手の祖母がこの世を去る。だが、語り手が祖母の死を本当に知ったのは、無意志的記憶によってだった。
三銃士 (上巻) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
十七世紀、ルイ十三世の治世。青年剣士ダルタニャンとアトス、ポルトス、アラミスの三銃士がパリを舞台に縦横無尽の大活躍! デュマの奔放な想像力が生み出した、波乱万丈の冒険物語。
カンディード 他五篇 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
人を疑うことを知らぬ純真な若者カンディード。楽園のような故郷を追放され、苦難と災厄に満ちた社会へ放り出された彼がついに見つけた真理とは…。当時の社会・思想への痛烈な批判を、主人公の過酷な運命に託した啓蒙思想の巨人ヴォルテール(1694‐1778)の代表作。作者の世界観の変遷を跡づける5篇のコントを併収。新訳。
黄金三角 怪盗ルパン 文庫版第10巻 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
戦場で負傷したパトリス・ベルバル大尉と、心やさしい看護婦コラリー。まったくおなじ形の紫水晶の珠を持つふたりはふしぎな運命でむすばれている。コラリーの夫エサレ・ベイは謎の死をとげ、犯人と紙片に書かれた「黄金三角」の秘密を追うふたりは、おそろしいわなにおちる。彼らの前にあらわれた怪人物、ドン・ルイス・プレンナと名のる男は、はたして敵か、味方か。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ルブラン,モーリス
フランスの推理作家、1864年生まれ。警察関係の新聞記者のかたわら、1892年夏から小説を書きはじめたが、あまり成功しなかった。1905年、雑誌社の依頼でアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編を発表。それをまとめた短編集『怪盗紳士』(1907)で、爆発的人気を博した。1941年没
南 洋一郎
明治26(1893)年1月20日東京府西多摩郡に生まれる。本名池田宜政。青山師範卒業。『懐かしき丁抹の少年』(1926)で少年小説家として出発。『リンカーン物語』(1930)、野口英世等の伝記を池田宣政の名で、『吼える密林』(1933)、『緑の無人島』(1937)などの冒険小説を南洋一郎の名で書いて、多くの少年読者を得た。戦後は『怪盗ルパン全集・全30巻』(ポプラ社)が圧倒的な人気を得た。昭和55(1980)年7月14日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
虎の牙 怪盗ルパン 文庫版第12巻 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
大富豪のコスモ・モーニントンが二億フランの財産をのこして死んだ。さらに、遺言状にしるされた遺産の相続人たちが、謎の猛毒によってつぎつぎと消されていく。殺人現場にのこされたチョコレートやりんごに、猛獣がかじったようなあとがついていた。毒殺魔の証拠となる虎の牙の歯型。それは、殺されたフォービィユの美しい妻、マリアンヌの歯型と一致した。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ルブラン,モーリス
フランスの推理作家、1864年生まれ。警察関係の新聞記者のかたわら、1892年夏から小説を書きはじめたが、あまり成功しなかった。1905年、雑誌社の依頼でアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編を発表。それをまとめた短編集『怪盗紳士』(1907)で、爆発的人気を博した。1941年没
南 洋一郎
明治26(1893)年1月20日東京府西多摩郡に生まれる。本名池田宜政。青山師範卒業。『懐かしき丁抹の少年』(1926)で少年小説家として出発。『リンカーン物語』(1930)、野口英世等の伝記を池田宣政の名で、『吼える密林』(1933)、『緑の無人島』(1937)などの冒険小説を南洋一郎の名で書いて、多くの少年読者を得た。戦後は『怪盗ルパン全集・全30巻』(ポプラ社)が圧倒的な人気を得た。昭和55(1980)年7月14日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
プチ・ニコラ〈5〉ジョアシャンのなやみ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ジョアシャンがゆううつな顔をして教室にはいってきた…どうしたんだろう?先生や大人たちをもまきこんでニコラと仲間たちが笑いのうずをまきおこす。小学上級以上向。
なしくずしの死〈下〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
その絶望と怒りの底には、声なき弱者への限りない慈しみが光る。そして哀しみとユーモアも生来負債として負わされている死を、なしくずしに支払っていくしかないと謳う、狂憤の書にして愛に満ちた救いの書。
内容(「BOOK」データベースより)
“絶望のアナーキスト”から“反ユダヤ主義者・対独協力者・戦争犯罪人”まであらゆるセンセーショナルな肩書きを背負ったセリーヌは、呪われた作家だ。だがその絶望と怒りの底には、声なき弱者への限りない慈しみが光る。そして哀しみとユーモアも。生来負債として負わされている死を、なしくずしに支払っていくしかないと謳う、狂憤の書にして愛に満ちた救いの書。
心臓抜き (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
過去を持たず、空虚な存在として生まれた精神科医ジャックモール。その精神分析は、他者の欲望・願望を吸収して自己を満たすために施される…本書は、軽みとペシミズムが同居するいつもながらのヴィアン風味を保ちながらも、後者により比重のかかった著者最後の長篇小説である。ジャックモールのうつろで行き場のない姿を、発表後50年経った現在を生きる若者に重ね合わせてみるのも、決して無謀な試みとは言えないだろう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヴィアン,ボリス
パリ郊外生まれ。39歳の若さで死ぬまで、作家、詩人、画家、劇作家、俳優、歌手、ジャズ・トランペッターなど20以上もの分野で旺盛な活躍をみせたマルチ・アーティスト
滝田 文彦
1930年生、東京大学文学部。仏文科卒、フランス文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)